フェンディ/FENDI バックパック

斜めの切り替えデザインが印象的なバックパック。ジャカード織りのコットンファブリックには、1965年にカール・ラガーフェルドが生み出したメゾンを代表する「FF」モノグラムを表現し、上品な艶感を湛えたブラックレザーとのコントラストをお愉しみいただけます。ラウンドファスナー開閉式に、A4サイズの書類なども収納可能な頼もしいサイズ感。背面にはクッション性のあるメッシュ素材を設えているためフィット感が増し、快適さを実現。またiPad用アウトポケットも備えるなど、その機能美の豊かさも魅力のひとつ。カラーのトリミングがソフトな印象をプラスし、エレガンス漂う仕上がりに――メゾンの持つステイタス感を随所に感じられる逸品です。

【素材・風合い】
コーティングが施されたコットン素材と、なめらかな手触りのソフトなスムースカーフレザーを採用しています。

【ブランド解説】
1925年、イタリアのローマにてエドアルド＆アデーレ・フェンディ夫妻がオープンした小さな皮革製品店と毛皮工房が、のちの世界的メゾン「FENDI（フェンディ）」の始まりでした。1946年から同家の5姉妹も事業に加わるとその才知と手腕により店舗はさらなる成長を遂げ、1965年にカール・ラガーフェルドがデザイナーに起用されたのを機に、その勢いはさらに加速。クラシックな毛皮のイメージを一新する彼の革新的なクリエイションは、フェンディの名声を確かなものとし、その後も半世紀以上にわたりメゾンの屋台骨を支えることとなります。やがてフェンディ夫妻の孫にあたるシルヴィア・フェンディもデザインに参画すると、1997年には新たな代表作となる「バゲット」を発表。続いて「ピーカブー」「バイザウェイ」など数多くのヒット作を生み出した彼女は、2020年に加入したキム・ジョーンズとともに今なお現役でディレクションを務めています。伝統と革新が交錯しながらも常に優美でエレガントな世界観を示し続ける、紛うことなき世界に冠たる存在です。