1925年、創業者であるカロリーナ・フィナモレがナポリの小さなアトリエで始めたハンドメイド専門の仕立てシャツから、現在まで1世紀近くにわたる「FINAMORE（フィナモレ）」の歴史は始まりました。彼女の技術はやがて息子のアルベルト、孫のシモーネ、パオロ、アンドレアへと受け継がれ、熟練の職人技で生み出される柔らかな風合いとストレッチ素材かのような極上の着心地は今なお健在。1日約300枚とも言われる稀少で丁寧な手仕事により極上の一品を世に送り出しています。また今でこそ定番となった、襟がやや後ろに下がるような襟型の先駆としても有名で、こちらは日本人の首にフィットしやすいことで一気に浸透したとも言われています。襟型のタイプも、台襟の高さが約3.5㎝のセミワイド「LUIGI」やカッタウェイ「SIMONE」、約4.5㎝のホリゾンタル「SERGIO」など、人名を冠して細かく設計。真夏に胸元を広く開けたイタリア男性の着こなしに親和性が高く、遊び心ある大人の洒落感を演出してくれます。