LOUIS VUITTON
1854年、フランスのパリでルイ・ヴィトンが設立した「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」。旅行用トランクメーカーとしてスタートし、その堅牢で防水性の高いキャンバストランクはたちまち評判に。当時の丸みを帯びたトランクに対して平らな蓋を採用し、積み重ねやすさを追求した革新的なものでした。そして1888年、コピー品防止のためにデザインされた柄「ダミエ」や1896年には「モノグラム」が、ハンドバッグでは「カプシーヌ」や「スピーディ」、「ノエ」といった人気モデルも登場し、これらはブランドの象徴として現在も愛されています。その後、ルイ・ヴィトンの息子のジョルジュ・ヴィトンが国際的な展開を推進すると、1987年にはモエ・ヘネシーとの合併により、Christian DiorやLOEWE、CELINEなどを統括するLVMHグループが誕生。これにより、さらなる成長と多角化が図られました。デザイナーの村上隆や芸術家の草間彌生とのコラボ商品を発表するなど日本との繋がりも深く、クラフツマンシップの歴史を継承しつつ、ますます幅広い分野でラグジュアリーメゾンとしての地位を確立しています。
全1件
- 1